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「スナック豚夢」ママの猫思い出話 その2

十条猫物語

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「スナック豚夢」ママの猫思い出話 その2の写真
ママがいつもの通りを歩いていると、薄汚れた猫がポツンと寂しそうに座っていた。翌日も、そして次の日も・・・。

その猫を改めて見ると、古い色あせた布が首に巻かれている。
きっと飼い主が年で亡くなられて野良猫になってしまったんだろうと容易に推測できた。
ノミだらけで目をそむけたくなる程みすぼらしくて・・・。居ても立っても居られなくなり、とうとう家に連れていってママの飼い猫となった。

とても利口な猫で、恩返しにママのスナックのお手伝いをした。

お客さんが帰る時は必ずお見送りをする。
しかも決まったように、一見さんは2階にあるお店から階段を下りて店の出入り口の外までお見送り、馴染みのお客さんはその先の曲がり角までついて行ってお見送くりをした。

そんなお利口さんの猫だったが、ある日クルマにひかれて天国へと旅立った。

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