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母猫の説教

十条猫物語

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母猫の説教の写真
前回、猫は鳴いて会話をしなくてもテレパシーで通じ合えるのでは?と書いたが、これと真逆のシーンも見た事が有る。
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青い目のハチワレの母猫から生まれたハチとトラは、いつも店の前を元気に飛び回っていた。どちらも好奇心旺盛で小さくて可愛い。
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子猫からすると3.5m幅しかない商店街の道も自転車や人の往来を見極めて渡るのが大変そうである。
そして自転車にひかれそうになる事が度々あった。
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ある日、ハチがとうとう自転車にひかれた。
よほど痛くて怖かったのだろう。猫も入るのがやっとの細い通路の奥に入り込み、まる2日出て来なかった。
母猫が心配して探し回っているのが見えた。

そして3日目にひょこっと出て来た。
母猫はハチとトラを塀の裏に連れて行った。そして「ミヤー!ミャミャミャミャミャー!」と一気にまくし立てた。
多分「あれほど自転車には気をつけろと言ったでしょ!どれ程心配したと思っているの!」と怒ったのだろう。
猫もちゃんと鳴いて説教するんだ~と感心した。

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